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チカちゃんが、芸術村に”かまくら”を作り始めて、何年になるでしょうか?彼女の側には、いつもシルバー人材センターさんからのベテランの”かまくら作り職人”が、いました。2010年。今年は、熟練工の手を離れ、その代わりに、若者3名が、脇を固めます。”伝統を後継する”瞬間。”後継する”とは、勇気を持って一人立ちする事。新たな仲間と腕を組み、胸を張り、自分の歌を歌って!
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”縁”と書いて、”えにし”と読みます。そして、”ゆかり”と読みます。日本語の美しさを感じる名前です。明日から始まる、小劇場”キューピットは、どこ?”神代カレー物語の中には、わらび座がこの神代地方に根ざし、生きていくに欠かせなかった”情の厚い”人々が生きています。わらび座修学旅行”青春を見つけに行く旅!”。そこには、米作りをする農家の母さん、心熱い”父さん”たちが、いました。
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かまくら作りには、何でも使います。鍬(くわ)!畑を耕すだけでは、ありません。山から鉄を取り出し、融かし、固め、火に熱し、叩き、鉄の工具が生まれました。熟練工を辿って行くと、そこには、大陸の文化が見えてきます。地球も人間も1つだった”歴史”が、見えてきます。
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若い4人が、心を込めて完成させた”かまくら”。そういえば、わらび座の舞台に”かまくら”という作品がありました。中に水神様を祭ってあります。雪は、作物を育てる”水”。山は、水を蓄える大きな”瓶”(かめ)。木々は、小さな動物たちを育み、その営みは、地球に豊かな空気と風をもたらしている。たった一人の旅人を救った、見捨てなかった人間の物語が、”民話”にあります。昔語りは、心の伝承。
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小劇場前に、このデザインは、2日間で完成!!しました。除雪用のローダーも手を貸しました。キューピットは、どこ?の出演者3人にエールを贈るかのように、”雪だるま”も3人!荒く固め、掘られた全体に、今朝から、天の仕上げ”粉雪”が、美しく仕上げを決めています。