2009年4月26日日曜日

春の雨が降っています。

ここは刺巻湿原、水芭蕉群生地。何と国道46号線沿い、JR田沢湖線
沿いにあるので車窓からも見えるのです。
秋田では水芭蕉は家の軒先にもあって何処かに見に行くという花では
ないようなのです。山菜採りに行ってもあちらこちらにあって私はとても
感動するのですが・・・
ここ何日か雪がちらついたりして寒い日が続いているので水芭蕉も
片栗もまだ咲いていてこんな年は珍しいんです。
「桜も満開だったし片栗も見れたし水芭蕉も見れたし、最高でした」
どの方の瞳も輝いておりました。
雨の中ふらっと寄ってみました。木道を歩いていると甘ーい香りが漂っていて
思わず深呼吸。水芭蕉は春の優しい香り、ほっとします。 

水芭蕉の群生地の奥には片栗の群生地。雨や曇りの日は下を向いて
かたく閉じているのでお花が真下を向いて反り返って咲いている姿は
見れませんでした。地元の皆様の手厚い管理で水芭蕉も片栗も
昔より多くなっているのが嬉しい!!!

ザゼンソウです。名前の由来は花の咲く様子が座禅を組む僧の姿に
似ているからとか。では水芭蕉は?水の中に生えるバショウに似た
大きな葉をもつ植物だそうです。色々考えるんですね。

雨の中ブナも芽吹きました。緑色の小さな葉っぱが顔をのぞかせて
います。ブナの芽吹きが始まると「山にも春がやってきたなー」そんな
気持ちになります。