(おだけ)山荘から歩いて15分位の所、ホテル玄関の灯りと駒ケ岳が何とも
好い感じでした。
絨毯みたいになっていました。これはブナのガクでしょうか?
芽吹く前、一枚一枚の葉っぱを包んでいたのに出てきた葉っぱにおされて
フワフワと舞って地面に落ちてきます。黄色い花はイタヤカエデの花です。
「君、君、何処から来たの?そして何処へ行くの?」声をかけてしまいました。
坂道をどんどん登っていくので何をするのかしばらく見ていると、周りを気に
しながらきょろきょろしたり、どかっと座って毛づくろいを始めたり。そしてまた
歩き始めて今度は木に登って太い枝にちょこんと座って毛づくろい。
はぐれ猿でしょうか、一匹だけでした。ちょっと怪我をしているようです。
近くまで行って「おーーい」と声をかけるとこちらを見ていました。
思い出してしまいます。ほうれん草や葱を植えた畝と畝の間にびっしりあって
「春だなー」なんて思っていました。隣近所の畑にはこういった雑草は無く
ちゃんと草取りがされて黒土なんですがどういうわけか実家の畑は・・・
生けても長持ちしません。この花は毎年見るたびにヒトリニギヤカだと
思うのです。群生していてなかなか見ごたえがあります。