2012年5月9日水曜日

立夏!不器用な神様。

オオヤマザクラに始まり、ソメイヨシノ、ヤエベニシダレ、山桜と一気に咲き誇り、花吹雪。一幕が変わるかのようにブナの新芽が固く巻いた葉を一斉に開き、芸術村の庭は、若葉色!桜咲く暑い日々から、雹の降る寒さ、今日は20℃!山吹の花。 命がこの世に生まれ、二つに分かれ新しい命を育てる為に自らの分身を求めて生き続ける。花々のアピールする美しさ!ホテル前庭。縮小庭園。ミヤマオダマキ(深山苧環)。16年前に植えられた花が風に虫に鳥に”運ばれ”次々開花します。


新芽が真っ赤なレッドロビンの生垣と、わらび劇場。全国のお客様から頂いたお金で生まれた”わらび劇場”。茅葺屋根のデザイン!ロマンがぎっしり詰まった建物です。今年の駒ケ岳は、駒のイナナキとイヌワシの大きな翼が浮かび上がりました。

”よおく考える事”。わらび座作品、”おもひでぽろぽろ”の婆ッちゃのセリフ。時間に縛られない豊かな時。それが根元にあれば、その夢は100年先へ受け継がれて行く。温泉ゆぽぽ お食事処ばっきゃ前庭。スズランの群生!生まれる無数の命。

不器用さは、芸術の根幹。同じ物のない感動。わらび座作品”アトム”のゲネプロが行われました。2年前、この作品の同じ会場で震災が起こりました。手塚治虫氏のメッセージは、力と光を放ち舞台から飛び出します。”人間に生まれてきた事を大切に!”