2008年5月25日日曜日

甘い香りが漂って・・・

ふさふさとした白い花、ウワミズザクラ満開です。とっても好い匂いなんですよ。外に出ると何処からともなく甘い香りが漂ってきて思わず捜してしまいます。あちこちにウワミズザクラの木があって緑色の若葉の中にふさふさの白いお花なかなかいいもんです。「この匂いはきっとこっちの木だな」少し歩くとまたまた強い匂いがしてきて見上げるとすぐそこに咲いていたり。秋には房になった実が熟してこれまた果実酒に最高!!

トチの花も咲いています。森の中には養蜂家が蜜蜂の巣箱を置いて蜂蜜とり。ツリバナも白緑色のお花をつけて小枝から垂れ下がって咲いています。秋になると見事な大きな赤い実を付けるなんてとても想像できません。コマユミのお花も白緑色、目立たないので傍に行ってきっちりと見てあげないと気がつかないほどです。これもまた秋には真っ赤な実、葉っぱも真っ赤。

全てのものの変化に敏感になる山の生活、もう14年になりました。中でも今年の雪の消える早さにはびっくりしています。何時もは6月まで残っているのにもう一週間ほど前に消えてしまいました。6月に入ってからがタケノコの最盛期なのに、今が盛りで皆さんも慌てています。あっちの藪こっちの藪で人の声がしています。この間は竹藪の中で何処かの小母さん(私も小母さんです)とはちあわせ「採れてますか?」「まずまずだすなー」と声掛け合ってしまいました。タケノコ、ワラビで山菜も出揃って山菜採りの終盤、この時期になると私達の心も少し落ち着いてきます。