2011年11月30日水曜日

チャリティコンサートへのご参加ありがとうございました!


晴れのち晴れ チャリティコンサート
無事に終了致しました
おかげさまで会場は超満員

手前味噌で恐縮ですが
とっても気持ちの良いコンサートでした

ご参加の皆様へ
心より御礼申し上げます

収益金は全額被災地へ寄付致します

詳細はこちら


さて

碓井涼子、丸山有子も出演している
「おもひでぽろぽろ」


年内は12月18日までとなっております
お見逃しなく!!



無数の力!

これからどうなるのだろうと思った3/11.木々は生長し、鳥たちは、いつもの様に渡って来てくれた。”日本”。旧化石館の庭”ソヨゴ”。無数の赤い実が揺れています。一人では、力を感じなくとも、みんなの力が集まる時、”感動の大河”が始まる。

霜降を過ぎてから、霜があったのか?初氷もあったのか?忘れてしまうほどのポカポカ気温。例年寒さでこの純白の花びらを庭で見れる事はありません。”ワビスケ”。赤い実も、白い花も満開!わらび座”和平さん”の白鳥始まりました!

白鳥のコウーコウッと言う声を聞くと切ない気持ちで一杯になってしまいます。朝霧の中の荘厳な姿。雲の間を線を作って飛ぶ姿。ゆぽぽの売店に”和平さん”の写真コーナーがあります。ホテル厨房食材園。ヤブツバキ。秋から冬へバトンリレー。

明日から本格的な雪囲いに入ります。縛られる前の木々は、のんびりしています。ドウダンツツジが、いつもより、真っ赤に染まった今年。寒さだけのせいじゃないんだなあ~と、毎年毎年、疑問と発見の毎日。カンテラのような”赤”

寒さが来ると”さあ出番!”。美しい緑をツヤツヤとさせながら生い茂っていく”南天”。難を転じるの言葉で縁起の良い木として、お正月にもあちこちで登場しますね。先ず、人ありき。どんな場所も、どんな建物も、どんな商品も”人”一つ。









2011年11月27日日曜日

こんな景色が懐かしい今です。

ブナの森はすっかり葉っぱを落としてしまいました。こんもりとした枝振りが
ブナの特徴ですね。「これが大好きなんだよね」とはるばる九州から毎年の
ように絵を描きにいらっしゃる方もおります。ブナはそんな人を引き寄せる
魅力があります。
玉川方面に茸採りに行った時、あっちにもこっちにも大木が倒れていました。
これはブナ。後3~4年もすると茸が出始めます。それから4~5年は毎年
出てくれるので、まずは倒木を見つけ記憶しておくことが大切です。
そしてこの木はボロボロになって土にかえっていく、自然の営み。

ナメコを見つけて大騒ぎのおじさん2人。もうニコニコ顔です。あっちにも
こっちにも大木が飛び散っていてその全てにナメコがでているのです。
3人で小一時間採っていました。心がワクワクして至福の一時!!!

大きからず小さからず程よいナメコ。プリプリしていて和え物に良し味噌汁の
具に良し。山の中は宝物がいっぱいです。

山荘の周りは葉っぱの絨毯。歩くとカサカサ音がしてついつい耳を澄ませて
しまいます。でも今は懐かしい景色、山荘はもう雪の中なのです。

山荘前のイロハモミジ。前の白っぽい黄色の葉っぱはコシアブラ。
これもまた懐かしい。
これからは毎日毎日雪の中、東北の長い冬が始まりました。

2011年11月23日水曜日

小雪!新しい時代へ。

先日、劇場便りで紹介された、わらび劇場ロビーに飾られたリースの部分アップ!この作品は、エコニコ農園、園長、通称”ノブチャン”の制作。劇場から提供してもらった”紅花”がリース一杯に散りばめられています。マリオネットも手作り!

自然が生み出す芸術。ソメイヨシノに寄り添う”ガマズミ”の実!リースのマリオネットは、化石館の館長であった通称”隆さん”のナイフ技術。かぶる帽子も編んで造ったもの。”おもひでぽろぽろ”をイメージに円形のリースに愛一杯の”絵”が広がります。

東屋庭のシラカシの足元は、芸術村庭共通の芝、草、枝を幹回りにドーナツ状に敷き詰めた”人工の”腐葉土。ドングリから発芽したシラカシの子ども達!生きる事、心ある事、成長を見守る責任感と愛情、強い心。”土は、おもひでの宝箱”

わらび座60周年の年。3月に起こった震災。そこで光り輝いた”職人”。人の集まる所”笑顔”あり。”知恵”あり!エコは、人類の愛と知恵の集大成。真っ赤に染まったドウダンツツジ。レッドロビンの生垣にも雪囲いが始まりました。

世界が日本に寄せる心。失った愛を再生する事。日本が東北に寄せる心。人間が、自分の身体を使って暮してきた知恵と勇気と仲間への絆!ブルーベリー園で挿し木し、苗木として育った5年木!買って貰う時も、”苦労の実践”知恵を伝えます。









2011年11月20日日曜日

今日は一足早くいい夫婦の日!


毎年恒例のイベント
「一足早くいい夫婦の日」を開催しました!

ご夫婦で手をつないで入場されたお客様に
田沢湖で大人気「山のはちみつ屋」さんの
はちみつシュークリームをプレゼントするという企画です


劇場へ来られるご夫婦は仲が良い!
仲が良いからこそ一緒に来られるのかもしれませんが(笑)


仲の良いご夫婦と
甘くておいしいシュークリームの組み合わせは
とっても幸せな感じがします


幸せな雰囲気いっぱいの公演でした


さてそんな雰囲気を盛り上げるべく
劇場ロビーには特製クリスマスリースを飾っています
わらび座員手作りの逸品
どこか作り手の愛情が伝わってきますね


23日には
「おもひでぽろぽろ」に出演中の碓井・丸山による
チャリティイベント「晴れのち晴れコンサート」を開催予定です


お申込みはわらび劇場まで
TEL0187-44-3915




2011年11月16日水曜日

土地は、万年!

昨夜、雨がみぞれに変わり、今朝は山の方は積雪!芸術村のある”神代”地域は地温が高く雪のない田圃の刈り後で、真っ白な白鳥が羽を休めています。フカフカの落葉は、山の腐葉土を真似て、ソメイヨシノの足元へ集めます。遊歩道、秋菊。

落葉して彩を添え続けてくれる秋菊!頂いた物、鉢花を庭に移植。菊にも咲く順序が!黄色、ピンク、赤。今 赤紫と純白の菊が咲き始めました。桂の木”土造り”に刈った芝や除草した草、剪定木などをドーナツ状に敷き詰めた所が”花壇”!


わらび座で24年しか過ごしてない私には、見た事のない舞台が沢山!その舞台の中に”金は一年、土地は万年”の言葉がありました。劇場階段に夏の後半から秋に二度目の咲きっぷりを見せてくれるマリーゴールド。”腐葉土”の力!

小さな力、行動であっても、真心がその先にあるならば、それは”感動”に!コツコツやる事、美しさを”伝える”事。震災から半年、芸術村は生きている。伝えてこそ!全国のお客様のエールと”ありがとう”が支えてくれた60年の伝統。ノムラカエデ。

紅葉、落葉、黄葉。それぞれに美しさ。紫のノムラカエデは、赤に変化。芸術村の庭は、わらび座60年を物語る”ソメイヨシノ50本”が生きています。植えた、おやじさん(原太郎)や先輩たち。肥料と微生物で育ててきた私たち。昨日おやじさん107歳!









2011年11月12日土曜日

今年最後の出演者トークショー!


今年最後の出演者トークショーでした!

本日は小学生役の3名
あべ君・小タエ・トコという組み合わせ


舞台の上では小学5年生を演じている彼ら
もちろん大人です

それぞれの役に込めた思い
生活のなかで役者として心掛けていることなど
大人として誠実に答えていました(笑)


なお次回の劇場イベントは
11月20日(日)「一足早く夫婦の日」です


毎年恒例の企画です


手をつないで入場されたご夫婦のお客様には
「山のはちみつ屋」さんのシュークリームをプレゼント!
(先着25組50名様)


早いもので今年も残り34ステージ
皆様のご来場お待ちしております




2011年11月9日水曜日

冬に向けて、ブルーベリー雪囲い研修

 ブルーベリーの真っ赤な紅葉の中、4回目のレディース農業体験をエコニコ農園で行いました。
 今日は雪国での大事な作業、雪囲い。今年の冬は大雪だった為、参加者も園長の火石さんもしっかり頑丈にと気合が入ってます。
 大きい木は縄で枝を何束かに分けてグルグル束ねます。
さらに束ねた枝同士を束ねていきます。
 小さい木の場合は、縄で1つにグルグルと束ねた後、杭を三角に立てて木を囲い雪から守ります。折れやすいのは雪が積もる高さくらいの枝だそうです。落葉後は枝に積もる雪は少ないので、下に積もった雪がどんどん凍って固い雪になる時に折れるそうです。それを念頭において束ねていきます。



 作業の途中でお茶休憩。お茶菓子は前回のレディース農業体験で作ったブルーベリーのジャムとシロップ漬けを使った蒸しパンです。粒が大きいので見た目にインパクトがあります。右のは生地にジャムを混ぜてみました。



 午後はお菓子作り。今回はシロップ漬けを使ったレシピをテーマにトリュフに挑戦しました。意外と簡単にできるのですが、シロップ漬けをチョコガナッシュで包むのが思った以上に苦戦。とっても大きなトリュフになってしまいました。


 でも味はとっても好評です。袋に入れて贈り物にもピッタリですね。来年のバレンタインにいいかも。

エコ!大地への愛。

アキギクがあちこちで咲き始めました。ふかふかの落葉に包まるように花を咲かせる姿。命の姿。今年は、田沢湖ビールシェフの倉持さんが農園をレストランを切り盛りしながら作りました。自分の手で、知恵で育てた野菜がメニューに次々と並びました。

田沢湖ビールのアルト!が世界一!震災で全てがストップしても情熱の灯は消えませんでした。施設内のあちこちで助け合いに人々が動きました。わらび劇場上演中の”おもひでぽろぽろ”は、里山の風景、思い出を刻みます。

”里山の美しい風景は、人間の暮らし”作品は教え続けます。家畜が田圃や畑で大活躍の暮らしには、餌として草刈りが全ての人の手で行われていました。カマツカの実。東屋庭。リンゴの味がします。枝も生活道具。日本人の知恵!生かす文化。

田沢湖ビールレストランに薪ストーブ!温かい暖炉の火が皆様をお迎えします。庭の”燻製炉”もシェフの手作り!庭の間伐材をチェンソーで切り、斧で薪割り!劇場スタッフ、営業スタッフが毎朝掃き集める落葉は、”ソメイヨシノ”の腐葉土に戻ります。

枝は薪に。薪が終った灰は、アジサイの土壌改良、農園の肥料と土に帰ります。ブルーベリーの真っ赤な紅葉!きのこを調べて知りました。循環に3役ある事を。生産、消費そして”分解”木々が作る空気、水。浄化する大地に生きる小さな命の事!











2011年11月6日日曜日

山々の木々が染まって、秋。

あまりの紅葉の美しさに車を停めてふと見ると何と目の前に宝物。
姪いわく「鳩がキスしているみたい!!!」うーーんそうきたか。
「そんな感じもするねー」私は偶然に見つけた運の良さに感動していたので
生返事。しかし、そう思って見ると鳥が二羽いるようで何だか微笑ましい。
色々言いながらも最後には収穫。ほろ苦い秋の味覚は格別です。
ざくざく切って味噌炒めにして皆様に召し上がっていただきました。

珍しい山に出合いました。山肌が岩ばっかりでなかな木も生えられないので
しょうか。何時も見ている山の裏側がこんな山だったとは、本当に知らない
ことばかり。他の山は目の覚めるような紅葉なので、一際目立つ山でした。
ロッククライミングもいいかもしれません。

奥阿仁、一の滝。水量が多く凄まじい轟音で暫く見とれていました。
年中涸れることなくこの水量、この音なのかと思うと神秘の滝のような
気がしました。
一の滝を過ぎて少し登って行くと滝を横に、見下ろすような感じになって
滝と同等にお話ができそうな気がしました。
紅葉した木々の間を誇らしげに流れ落ちこの水は何処へ?

二の滝はごろごろしている岩にあたって緩やかに流れていました。
不思議と優しい気持ちになりました。見とれるよりは戯れたい、そんな感じ
でしょうか。ついつい水に触ってしまいました。

幸兵衛の滝はそばには近寄れません。ただただ遠くから眺めるだけ。
豪快です。一の滝でびっくりして二の滝でほっとして幸兵衛の滝で
身を引き締める。本当に凄い滝でした。

茸、紅葉の季節も終わりつつありますが今シーズンは何かがおかしい。
例年だと10月末には初雪が降ったりするのにまだ一度も降っていない
のです。気温も10度以上あって暖かい11月です。

2011年11月4日金曜日

旧池田氏庭園 公開中です。

奥羽山荘より車で20分程度のところにあります『旧池田氏庭園』が一般公開中です。

なんか凄い大地主さんだったみたいで、結構有名で県外からお越しのお客様からの問い合わせも多いです。

私のどうでも良いコメントはこれ位にして、以下大仙市のホームページより引用します・・・。


秋の紅葉をぜひ国指定名勝の旧池田氏庭園でお楽しみください!

  • 日時:11/3(木)~13日(日)
  • 時間:午前9時~午後3時30分(最終入場)
  • 公開整備協力金:200円
  • 駐車場:旧池田氏庭園正門前(30台) ※仙北南保育園(80台)(休日のみ)

詳しい見学方法について

  • 平日…個人の自由見学 ※団体見学(10人程度)でガイドをご希望の方は見学日の二日前までに文化財保護課(0187-63-8972)までご連 絡ください。
  • 土日祝日…グループに分かれたうえで解説員によるガイド付の見学(約20分間隔 申し込み不要) ※個人の自由見学も可能です。

写真撮影は可能ですが、三脚使用と商業目的の撮影はお断りします。

問い合わせ 平日/大仙市 文化財保護課 ℡0187-63-8972

        土日/大仙市 仙北支所 ℡0187-63-3003


ちなみに、この写真は私が以前行った際に撮ったものです。(9月頃に特別に見せていただきました)

うわーっ、すげーっていう言葉ばかりを発していました。何が凄いかは見てのお楽しみということで。

2011年11月2日水曜日

失いたくない心!

ホテル前縮小庭園、道路側入口”オオウバユリ”の種。咲いた花一つに咲きガラ一杯の種。何もなかったこの地に”劇場を創ろうじゃないか!”とおやじさんたちの語られた夢は、全国のお客様の御支援で実現しました。この地に”劇場がある!”。


東屋中央に植えられた木々は、わらび座の芸術村の歴史かもしれません。修学旅行、社員旅行の記念樹、先輩たちが描いた夢の”種”。種が樹となり実を落としています。この落葉は、”アメリカアカナラ”1994年USAリージョナルシアター視察の足跡。


アメリカアカナラの側に実を落す”トチノキ”。民話”モチモチの木”は、この実の事です。㈱わらび座社長小島克昭氏が近所の木陰山から持ち帰った種が、次代の種を落としています。庭の歴史は、わらび座、芸術村の歴史。永遠に語り継がれる”心”


ヤマモミジの黄葉!東屋付近。この季節は、雪囲い、落葉かき、冬支度と作業に追われます。けれど、この白い幹肌の”ユリノキ”の美しさは、溜息です。土日、紅葉のお客様が御家族連れで落葉をサクサク踏んでその温かさを楽しんでいます。


わらび座60周年は、全力で駆け抜けた先輩たちの歴史。わらび劇場を起点に造られて来た庭。古い木は、50年!樹を切らない、生かしていく庭造りの先には、”100年の森”があります。アンネの命を薔薇に託した、その偉業は、世界を駆け巡ります。













2011年11月1日火曜日

川口渓谷遊歩道開通!

みなさまこんにちは フロント高橋です!

さて秋も深まりいよいよ寒くなって参りましたがいかがお過ごしですか?
奥羽山荘周辺の山々は紅葉が見頃を迎えております。

そんな中、奥羽山荘のすぐ目の前から続いております「川口渓谷」ですが、このほど遊歩道が開通いたしました!
川口鉱山跡までの全長5.75㎞。現在紅葉真っ盛りですが春の新緑に至るまで、四季折々の彩りと数多くある滝の流れとの調和が感動的に美しく見ごたえのある渓谷です。

見どころのご紹介……
杉崎権現神社・・・・・大宝2年(702年)勢至観音を祀り建立されました。
オブ山の大杉・・・・・秋田県一番の幹回りを誇る巨木です。 【樹齢】1000年以上 【周囲】15.2m 林野庁の「森の巨人たち100選」にも選ばれています。
川口鉱山慰霊碑・・・1706年に発見された川口鉱山。江戸時代末期に最も栄え、明治以降衰退しましたが昭和12年再度採鉱され、昭和32年に閉山しました。鉱山で亡くなった方々の慰霊碑が建立されています。
他にも、猿倉の滝、ダルマ滝、白糸の滝、桑原の滝、など数々の滝も見ごたえ充分です。
ちなみに車では1.6㎞ほど進みますと乗用車が約10台ほど停車できる駐車場があり、そこから歩きとなります。

11月に突入いたしまして雪が降ってくるまでの短い間ではございますが、皆様も自然の雄大さにふれてみてはいかがでしょうか。
そして、歩き疲れた体を癒すのはもちろん奥羽山荘の天然温泉です。←(しっかり宣伝)

秋です。わらび座修学旅行です。



もうすっかり秋!

劇場のすぐ近く
「抱返り渓谷」の紅葉もとってもキレイ

紅葉情報はこちら

劇場へお越しの際はぜひお立ち寄り下さい

さて

ここで
わらび座修学旅行の
うれしい情報をひとつご紹介

先月初めに修学旅行で
劇場へ来て下さった関西の高校さん

校長先生のブログで
その模様を紹介して下さいました
http://www.osaka-c.ed.jp/suita/kocho.html

修学旅行で被災地を訪れた最初の学校さんとしても
大きな話題となりました

遠くの地域から
今年東北を訪れることには
きっと心配な点も多々あったと思います

でも

来て下さって
本当にありがとうございます!


またお会いできる日を楽しみにしております