ホテル前縮小庭園、道路側入口”オオウバユリ”の種。咲いた花一つに咲きガラ一杯の種。何もなかったこの地に”劇場を創ろうじゃないか!”とおやじさんたちの語られた夢は、全国のお客様の御支援で実現しました。この地に”劇場がある!”。
東屋中央に植えられた木々は、わらび座の芸術村の歴史かもしれません。修学旅行、社員旅行の記念樹、先輩たちが描いた夢の”種”。種が樹となり実を落としています。この落葉は、”アメリカアカナラ”1994年USAリージョナルシアター視察の足跡。
アメリカアカナラの側に実を落す”トチノキ”。民話”モチモチの木”は、この実の事です。㈱わらび座社長小島克昭氏が近所の木陰山から持ち帰った種が、次代の種を落としています。庭の歴史は、わらび座、芸術村の歴史。永遠に語り継がれる”心”
ヤマモミジの黄葉!東屋付近。この季節は、雪囲い、落葉かき、冬支度と作業に追われます。けれど、この白い幹肌の”ユリノキ”の美しさは、溜息です。土日、紅葉のお客様が御家族連れで落葉をサクサク踏んでその温かさを楽しんでいます。
わらび座60周年は、全力で駆け抜けた先輩たちの歴史。わらび劇場を起点に造られて来た庭。古い木は、50年!樹を切らない、生かしていく庭造りの先には、”100年の森”があります。アンネの命を薔薇に託した、その偉業は、世界を駆け巡ります。