2011年11月27日日曜日

こんな景色が懐かしい今です。

ブナの森はすっかり葉っぱを落としてしまいました。こんもりとした枝振りが
ブナの特徴ですね。「これが大好きなんだよね」とはるばる九州から毎年の
ように絵を描きにいらっしゃる方もおります。ブナはそんな人を引き寄せる
魅力があります。
玉川方面に茸採りに行った時、あっちにもこっちにも大木が倒れていました。
これはブナ。後3~4年もすると茸が出始めます。それから4~5年は毎年
出てくれるので、まずは倒木を見つけ記憶しておくことが大切です。
そしてこの木はボロボロになって土にかえっていく、自然の営み。

ナメコを見つけて大騒ぎのおじさん2人。もうニコニコ顔です。あっちにも
こっちにも大木が飛び散っていてその全てにナメコがでているのです。
3人で小一時間採っていました。心がワクワクして至福の一時!!!

大きからず小さからず程よいナメコ。プリプリしていて和え物に良し味噌汁の
具に良し。山の中は宝物がいっぱいです。

山荘の周りは葉っぱの絨毯。歩くとカサカサ音がしてついつい耳を澄ませて
しまいます。でも今は懐かしい景色、山荘はもう雪の中なのです。

山荘前のイロハモミジ。前の白っぽい黄色の葉っぱはコシアブラ。
これもまた懐かしい。
これからは毎日毎日雪の中、東北の長い冬が始まりました。