木々の葉っぱがすっかり落ちて山荘の周りは落ち葉色。歩くとカサカサ音がして
ついついあっちこっち林の中を歩いてしまいます。葉っぱが落ちると嘘のように
林の中も歩きやすくなってあちこちチェック。あまりにスケスケになって山荘も
ちょっと恥ずかしい感じになるんです。建物周りの雪囲いも終わって
後は雪を待つばかりです。
葉っぱが全部落ちると今度はその葉っぱを掃かなくてはなりません。
これがまた大変な仕事で箒でやっていると何時終わるのかと悩んでしまうほど。
山下パパが雪寄せ用の軽い長いシャベルを上手に使ってぽーい、ぽーいと
投げ捨てています。「これの方がずーーっとやり易いぞー」と言っていました。
建物の周りに落ち葉があると湿気を呼び込むのでどかさないといけません。
ここ山荘は、屋根に木々の枝が蔽いかぶさっているので近所の皆さんが
「大変だべー。何本か切れば楽になるどー」と声をかけてくれます。
でも太いブナの魅力の方が勝っていていまだに健在。
やっぱり太い木々の存在はそこにあるだけで何かを語りかけてきます。