2009年5月31日日曜日

山菜採りに行って来ました。

ここも山の中だけれど更に山奥に行って山菜を採ってきました。
200畳もありそうなトリカブトとウバユリの大群生地にびっくりしたり
シラネアオイやオオバキスミレの美しさに心奪われたりしながら・・・
山の中は様々な宝物がひしめいていて歓声を挙げてばかりの私。
トリカブトの茂みの中に太いホンナが「俺はここだぞ」と言わんばかりに
伸びていて柔らかい茎のところを折ると「ボン」と音がします。
別名ボンナとも言うそうで「なるほど」と納得です。

オオバキスミレを始めてみた時、とても感動しました。
野のスミレは「紫か白」それしか知らなかったのででびっくりしたんです。
駒ヶ岳にはオオバクスミレ、キバナノコマノツメ、タカネスミレと3種類
あってその違いを見るのも楽しみの一つです。
シラネアオイの下にひっそりと咲いていました。

神秘の花、花びらは和紙みたいでそっと触ってみます。
以外にしっかりしていて美しさと強さを感じたりしてついつい見とれて
しまいます。必死に山菜採りをして大汗かいている時に目の前に
この花が現れると「がつがつ採ってばかりいないで私を見てね」
そう言われているような気がするのです。

ホンナ(ヨブスマソウ)、タケノコ(ネマガリダケ)、ワラビ、ヤマウド、
シドケ(モミジガサ)、ヒデコ(シオデ)を採って来ました。
山の恵みに感謝。入った山を振り返り、「また宜しくね」とご挨拶。