外に出ると何処からともなく甘い香りが漂ってきました。匂いの主は誰?
捜してみると何時の間にかユキザサの花が咲いていました。
「2~3日前は蕾だったのに」と思いながらそっと匂いを嗅いで見ました。
好い香りです。林の中からもいい香り、見上げてみるとやっぱり主は
ウワミズザクラ。一斉に初夏のお花が咲き始めました。
足の踏み場もないくらいにびっしりとマイヅルソウも咲いていました。
この花は水揚げがよく生けるとけっこう長持ちして楽しませてもらえます。
エンレイソウ、ツクバネソウ、ユキザサ、マイズルソウを少しずつ頂いて
花瓶に生けてみました。どの花もひっそりとして涼しげ、そしていい香り。
何時も思うのです。「ヒトリシズカはヒトリニギヤカかもしれない」
群生していてとても賑やかな感じがします。この花は水揚げが難しい。
したがって採らずに眺めてきます。
山荘の土手のシラネアオイもようやく咲き始めました。
去年より2週間も遅い開花。雪が少なかったのにどうしたんでしょう?
山荘の周りの雪も昨日、全て消えました。でも今日は気温10度しかも
外は小糠雨、一面霧がたちこめて寒々としています。
初夏には程遠く暖房無しには過ごせない日曜の昼。