2009年6月7日日曜日

エゾハルゼミが賑やかに鳴いています。

見て下さい、このつぶらな瞳。シラネアオイの花の上をおかまい無しに
うろうろしているエゾハルゼミを見つけました。葉っぱに降り立ちほっと
しているかのようでした。羽を乾かしているのでしょうか?
運が好いと羽化しているその瞬間にも出会えるのが嬉しい!!!
そっと手に取ると力なく「ジー」と一応鳴いてくれました。
「まだ飛べないのかなー」と思いながらもぱっと投げてやるとバタバタと
飛び立って何処へともなく姿を消してしまいました。
蝉が鳴きだすと空が明るくなり日も差して降っていた雨もやんできます。
気温15度あたりが境目みたいであまり寒いと鳴きませんね。

ほんの10センチ~20センチ位でしょうか、小さくてとっても可愛らしい
花、チゴユリです。初めて見つけた時は感動してしまいました。
毎年この花に出会うのが楽しみです。今が盛りと咲いています。

ネマガリテケ。山荘の周りの竹薮に入るとこんなタケノコがいっぱい
出ています。専門家の方はもっと奥山の人の背丈以上もある竹薮に
入ってこの2~3倍もあるような太いタケノコを採ってきますが私達は
「細くても味は同じだから」と歩いて行ける所ばっかりです。
昨夜も皆様にいっぱい召し上がっていただきました。

野生のアスパラ、ヒデコ(シオデ)です。山菜の女王といわれるように
なかなか美味。少し甘くてマヨネーズをそえて、まるでアスパラ。
湯がくと緑色になってしまいます。藪の中でこの手の物を5~6本
見つけるとその日は嬉しくなってしまいます。
針金みたいに細いのもあれば親指ほどの太いのもあって、とても同じ
ヒデコとは思えません。沢山は採れないので貴重品なのです。

山菜もタケノコとワラビくらいになってしまいちょっと寂しい私達です。