2009年6月28日日曜日

駒ヶ岳が呼んでいました。

           手前のお花はタカネスミレ。左の山は女岳、右は男岳。
             これから歩く馬場の小路、駒池を眺め心躍らせて

近くにいてもなかなか登れないのが悩みでしたが「よし!!今日しかない」
そう思って25日に行ってきました。「今はどんなお花が咲いていますか?」
「残雪はどのくらいですか?」「山頂付近の気候はどんなでしょう?」
皆様からのご質問に答えるべく様子を見てきました。やはり感動の連続、
ハクサンチドリ、オオバキスミレ、サンカヨウ、ノウゴウイチゴ、ツマトリソウ、
ミツバオウレン、オノエラン、ムシトリスミレ、ミネザクラ、ショウジョウバカマ、
ゴゼンタチバナ、ミヤマハンショウヅル、タカネスミレ、キバナノコマノツメ、
シラネアオイ、チングルマ、ヒナザクラ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンバイ、
イワカガミ、コマクサ・・・まだまだいっぱい

通称ムーミン谷(馬場の小路)。チングルマ、ヒナザクラ、ショウジョウバカマ、
イワテハタザオなどなどが咲き乱れていました。
そしてこの先の急な登り坂ではシラネアオイの乱舞が出迎えてくれました。

阿弥陀池付近でチングルマと男女岳を眺める女性。何を考えているのかな?
なかなかいい感じでした。ヒナザクラやムシトリスミレも咲いていました。

手前の山は笹森山、右の半分切れている山は湯森山、真ん中へんの山は
笊森山、左のぽつんととんがっている山は乳頭山。右端に霞んで見えるのが
岩手山です。八合目から縦走すると7時間くらいかかります。

この日は360度見渡せて好い登山日和でした。私のコースはちょうど4時間。
10時に登り始め駒池でゆっくりとお昼を食べ2時に下りてきました。

昨夜は登った人とこれから登る人が入り乱れ、山のお話に夢中になって
楽しいひと時でした。山は何時でも待っていてくれます。