笹森岳から下ってくると眼前に男女岳の勇姿が見えました。
紫色のお花はタチギボウシ、笹森山にはこのお花がいっぱいです。
しかしすぐ近くだというのに阿弥陀池周辺や男岳、男女岳あたりには
殆ど無くて山によって植生が違うのにビックリです。そんな訳で「この花が
見たい」と思うと違う場所に違った季節に行かなくては出会えないのです。
クルマユリ。そんなに多くはないので、この花を見たい時は大焼砂あたりや
焼森から湯森山の登山道を歩きます。ユリの花は真夏の日差しを浴びても
シャキッとして元気です。暑さに弱い私は「この花のようでありたいなー」と
思ってしまいます。山荘の敷地内に一本だけあります。
ヨツバヒヨドリ。やはり焼森から湯森山への道中です。乳頭山あたりでは
何故かもっと濃いピンク色で別のお花かと思うほどです。
蝶が群がっていました。好い香りがします。山荘周辺もこの花がいっぱい。
ミヤマコウゾリナ。登山道の両脇にずーーっと咲いていて楽しいこと!!!
焼森から湯森山まで一時間余り、日差しも強く汗だくで疲れている身体には
お花が一番。かなり癒していただきました。
しっかりとしていて丈夫そうな花です。触るとチカチカしました。
山荘周辺にもコウゾリナという似た花が咲いています。
ウメバチソウ。蕾がまん丸くて可愛らしい。開くとなかなかしっかりした花。
しかも意外と大きいのです。左のポヤンポヤンとした花はミヤマカラマツ。
他にモミジカラマツとカラマツソウとがあってよく似ています。
大曲の花火大会が終わると夏も終って秋。駒ヶ岳のお花も秋色になって
気の早い葉っぱは色づいてきました。