2009年8月26日水曜日

処暑を過ぎた頃。

松尾芭蕉。”奥の細道”の舞台にオミナエシ(女郎花)という女性が登場します。わらび劇場で始まった”舞子の蔵”の中にも”お女郎さん”と言う言葉が出てきました。貧しさゆえに多くの女性が泣きました。人間だから。心があるから。遊歩道”秋の草花コーナー”オミナエシ。

田沢湖ビールのシェフ”倉持さん”が、造った燻製炉の花壇にも咲きました。赤いひまわり!舞子の生きる道のりには、いつも燃えるような赤い情熱がありました。支える人たちがありました。命があってこそ、生きている!さわこさんの秋田弁を聞くと、勇気がでます。

今年は夏があっという間に駆け抜けた代わりに、秋がじっくり来るようです。東屋隣。カンボクの実、いつ見てもツヤツヤ光ってほんのり、熟れて行きます。”一度腐ったもろみ”を”友だち”なんだ!と手を尽くす蔵人の姿。”あきらめない”心。舞子の蔵は、本当に美しいです。庭に出ると、我社の田沢湖ビール醸造の香り。ここにも、”蔵人”あり!


ゆぽぽ内庭、女性の小浴場から見える小さな丘に、紅白のムクゲを植えました。2年待ちました。



2つの花が寄り添って咲く。とてもきれいです。暑さしのぎに、お風呂掃除の係りの方が、簾を下ろします。温泉から、スダレ越しに紅白のムクゲ。秋の紅葉の前の一時。ゆったりとくつろいで下さい。