2009年12月31日木曜日

美稲日本!(うましね)

今年、夏。小劇場(記念館)の床が朽ちて部分工事がありました。大工さんは、大沢工務店さん。ゆぽぽを造り、様々な施設補修にお世話になっています。通りかかった私は、基礎工事を見せてもらいました。見ることもない、会うことも出来ない、”わらび座を創って来た人たち”の汗の結晶”手造りの土台”が、確かに、そこにありました。アンネの薔薇と稽古の音響く”稽古場”より。
森林工芸館ショップの庭。ここは、たざわこ芸術村唯一、池のある庭。二段仕込みの池の頂上に、信楽焼きの狸がいます。七福神か?真田十勇士か?守り神ひしめくごとく、見事な松が立ち並ぶ庭。この狸さんの位置から、木工房とエコニコ農園ブルーベリー園が見えます。何を口にするか?選ぶ時代。何に温もりを感じるか?選ぶ時代。”たった一つしかない”という宝!

わらび座にステキなお酒が届きました!ここは、㈱わらび座、経理の窓口。”天の雫”とあります。酒米”亀の尾”を知っていますか?そして、そこに添えられたパンフレットに”酒は田圃から生まれる”とありました。地の神、水の神、火の神、天の神。日本という”四季を持つ国”が育んだ”人間”の傑作!


わらび劇場”舞子の蔵”が正月3日で千秋楽!を迎えます。この酒は、舞子の蔵に出演している若杜氏役の”真琴くん”ナホちゃんご夫妻が平鹿町の”浅舞酒造”さんを訪ね、杜氏さんの直筆により頂いてきた物です。”汗と喝采に乾杯!わらび座万歳!!”と書いて下さいました。酒は”命の水なんだ!”と言うセリフがあります。



今年最後は、46年の歴史をベトナムの人たちが運んできました。わらび劇場も何もなかった歴史があります。夢を語り、若者を励まし、人の可能性を宝石の原石の様に愛しみ、創り、育てて来た歴史があります。初夏には、この木々、”梅の香を発する梅香ウツギ”がたざわこ芸術村を包みます。命に乾杯!!よいお年をお迎え下さい。