2010年1月19日火曜日

明日は、大寒!

昨日の朝の気温は、-10℃!でした。今朝は、0℃。この気温差!まだ一月です。暖冬という”情報”もありますが、意外と山を見て、風を感じ、鳥たちの動きを見ている方が”正確”かもしれません。東屋庭は、すっぽりと雪の中!遠くの山へ出かけなくとも芸術村の庭で”雪山歩き”が楽しめます。少し歩くだけで汗!体に良し!”お~っ。足元の宝!”。
わらび座の稽古場や制作場は一箇所に集まっている為、屋根と屋根にはさまれた衣装部さんの入口は、両方の屋根から落下する雪に塞がれてしまいます。響の琴奏者”ずんちゃん”も発信してくれました。衣装部秋田美人さんたち。逞しい!いえっ。秋田美人は、この雪と共に生きてきましたから、皆強い!笑顔も美しい!”小野小町みつけた!”。

広島生まれの私は、”一晩で消える雪”しか知りませんでした。秋田へ暮らし23年目に入ります。ここには、こんな”優れもの”が、あるのです。かんじき!アメンボの足の様な、動物の足の様なカンジキ。自然と共に暮らしてきた人間は、いつも、そこからヒントを得ています。考え、作る事の出来る”人間”。生きる為の”知恵”。


”鳥追い”を毎日巡回しながら、雪深い所で思い切りウソに”ここまで来て見ろッ。ベロベロベ~!”ってな感じで、バカにされ、悠々桜の花芽を食べられ”羽があればなあ~!”と悔しがりました。ひょいと思いついたのが”カンジキ”。人間って、こうやって進化してきたんだろうか?でも、久しぶりに出したので、なんだか、紐の結び方が、”変”(笑)。



2006年の1月に、”かんじき作り講座”というのが、ありました。山形の方から教わった”まんまる”のかんじき。部屋にぶら下げると、雪の結晶みたいで、インテリアとしてもオシャレです。しかし!このカンジキは、もっと凄い!この編まれているロープを解くと、救命ロープに変身!”美と実用と救命”の3者を備えています。しかも、素材が軽い!時間が経ちすぎて編み方覚えているかなあ~。