待ちに待ったナラタケ（モタシ）が出てきました。今年は暖かい日が続いて茸の出が遅く今か今かと待っていたので見つけた時には歓声をあげて
しまいました。何時もより１週間～１０日は遅いような気がします。
今日はとるものもとりあえず雨降る中、奥山へ行ってきました。
少々悪天候でも時を逃すとドロドロになってしまうので時を選べないのが茸、
明日では駄目なのです。上物が出ていて２人で歓声をあげてしまいました。
時々激しく降ったりして、こんな日には来る人はいません。
ということで雨の音を聞きながら落ち着いて採ることができました。
ブナハリタケ（ブナカノカ）沢筋の倒木にびっしり出ていました。これまた上物。ニコニコ顔になってしまった私達。この茸は強い香りが
あって採るほどに周りに強い香りがたちこめ、びじょびじょに濡れた
軍手にも香りがしみこんでなかなか好い感じです。
鶏肉と炒めると美味、今週末のお客様に召し上がっていただけるのが
楽しみです。
茸採りの小父さん。真剣な顔で倒木の下に出ている茸を手探りで・・・
ムカゴもいっぱい採りました。その場所によって黒っぽかったり緑色だったり土の関係なのかな？ムカゴを栽培しているのかと思ってしまうほどの藪が
あってそこへ行くとついつい長くなって時が止まったような錯覚に陥って
しまいます。そっと採らないとばらばらと落ちてしまうので優しい気持ちで
採るようにしています。
ミズの実。採って採って採って、袋にぎゅうぎゅう詰め込んで持ち帰ります。夜なべ仕事はミズの葉っぱとりです。さっと湯通し、今は瞬なのでミズの実の
上に辛味のあるものをのせて召し上がっていただいております。
後は塩漬けにして一年中使用、重宝しています。
秋と春は自然の恵みに感謝、感謝。ずっと昔、誰かが「これは美味いぞー」
と食べて感動して誰彼に伝えて今に繋がっているのでしょうね。
その延長線上に私達もいさせてもらっています。