2010年11月21日日曜日

山の木々の葉っぱも落ちて、11月下旬。

葉っぱが全部落ちて山が白っぽく見えてこの季節ならではの眺め
これからくる冬の厳しい寒さを静かに待っているかのようです。
どの枝先にもこちっとした冬芽がつき、5ヶ月余り先の芽吹きまで力を蓄えて
いるのでしょうね。林の中を歩いていると、まだまだアカキノコやムキタケが
あってついつい捜してしまいます。

夕暮れ時、寒々とした田沢湖をぼけーっと眺めてきました。
刻々と変わっていく空や湖の色に見とれてしまいます。と言いながらしっかり
ムカゴも摘んできました。蒸しムカゴが夕食メニューの一品になりました。

ブナ林の散歩道。落ち葉の上を歩くとカサカサ音がして何だか童心に
かえったようです。少し走ってみたり立ち止まってみたり、音の変化に
一人喜んでしまいました。「変な小母さんが居るよ」と言われそう。

アカキノコを見つけて必死で採っていたらプワーーっと後の方から真っ赤な
日差し、枯葉も枯れ草や木々も真っ赤に染まって思わず「わーー、凄い」と
歓声をあげてしまいました。茸採る手を休め後を振り返ると田沢湖の上に
真っ赤な夕日が誇らしげ。空には夕日に染まった雲が茜色に輝いています。
駒ケ岳も夕日に染まっていました。

この写真は茸を採っている時、急に目の前が真っ赤になってびっくりして
思わず撮ってしまった一枚です。その感動が伝わるといいのですが・・・