2010年11月10日水曜日

立冬!”花道!”

ほんのり色付き始めたと思ったら、一気に紅葉から”黄葉”へ。このハウチワカエデは、東屋庭の木々の中でも一番最後に彩りを見せてくれる樹です。早めに紅葉したものは”落葉”。昨日は、雷が鳴り響きました。雪の季節を知らせる音。
これが”ユリノキ”の絨毯(じゅうたん)、落葉です。びっしり一面に降り落ち地面余す所無く敷き詰めました。男の花道。女の花道。という表現があります。人生悔いなく歩く。一枚一枚の美しい黄葉。まあるい水滴を乗せています。温かく眩しい”美”です。

枕木の上のモミジ。田沢湖ビール前。たくさんの紅葉があります。どこで色を魅せるか?ただの枕木、通り道。この上だからこそ、その美しさが目に留まりました。人生舞台。強弱。動と静。物言わぬ自然の繰り返しの中に”感動”が、あります。


庭造り7年の歳月。樹を植えた人には、夢がありました。㈱わらび座 造園は、夢を引継ぎ、感動し、また新しい”夢”を植え、わらび座60周年を迎える庭。シベリアで日本の唄を歌った心があり、民謡の宝庫”田沢湖”に根ざす”わらび”が、あります。



ソメイヨシノ並木に何本か植えられた”山桜”。紅葉のテンポ、色が違いました。時が、山桜の添えに”ガマズミ”を植え、育てました。木々一年間の”人生”。エピローグ。紅葉!実は、次へ命を繋ぐ奇跡。色を魅せながら、その時にしかない”美しさ”