2011年2月16日水曜日

雨水!ダイヤの原石。

東屋庭の入口に固められた雪山。劇場企画の若者たちが汗を流し形を作った翌日真っ白な雪化粧を天が施す”憎い演出”。美しい”かまくら”が今年も人間と自然の合作で完成しました。人を思いやる心が”かまくら”民話では、語り継がれています。
わらび座小劇場”竹取物語”の芯を流れる”母の心”。地球。大地。優しい香りと可憐な花で空間を包んでくれるカモミールティ”ホテル喫茶片栗花(カタンコ)”命を生み出す母親は、命を守り育て続けます。姿がなくとも心奥底に光る”笑顔”。

”かぐや”のチマチョゴリの衣装。月の舞。悲しみや寂しさを閉じ込めてしまった心。光を求めて咲こうとする心。これは”山桜の花”。ソメイヨシノとの違いは、葉が先に開く事。花に緑を添える和の姿。DAF(デジタルアートファクトリー)室内にて。


わらび座”アトム”の仲間たちから、九州の便りが届いた頃、社員寮(旧かもしか寮)の窓で、一人黙々と雪囲いまで覆いかぶさった雪を除雪している人がありました。”かぐや”です!”もうすぐ稲刈りだって言うのにアカギレ...”三太のセリフ。



傷だらけの”かぐや”の手は、留守中の仲間たちの部屋の窓を全部除雪しました。”強いからこそ美しい”は、小野小町の言葉でした。たざわこ芸術村の庭で、劇場で、たくさん心の会話が残ります。造園事務所カンザシのように花房が開きました。土佐!