2011年3月16日水曜日

信じて共に生きる事!

昨夜から重い雪。震災の日も新雪が降りました。”雪”を”薪ストーブ”で鍋一杯に沸かします。一本の水が取れました。わらび劇場は、どっしりと雪の中に立っています。庭の枝一杯に生まれたトサミズキ(土佐水木)の花芽!”生まれる強さ”。
岩手県を役者として、営業マンとして歩き続けた先輩が連絡も入れず、”今は家族の連絡が一番だろうから”とテレビに知人が映らないか胸を痛めていました。ホテル前の福寿草。太陽の光に、わずかな光にも金色の花びらを開きます。

”美しい地球、輝く星!”と小劇場わらび座公演、竹取物語の”月の帝”が歌います。どんな絶望の中でも”希望を語ろう!”と言葉をくれたのは、以前あった”月刊わらび”の中の紙面、宮崎監督(スタジオジブリ)でした。小さな力!かぐやの涙!大きな希望!


研究所裏にコナラの大木があります。おそらく芸術村内では一番の樹齢?かと思います。幹回りを測ると2m70cmもありました。奥に見える白樺、赤松、針葉樹(未だ名前を追跡中!)も同年代です。かつて、初代わらび座総務の有った場所と聴きます。



小劇場では、若いスタッフが売店を工夫していました。うさ彦?かな?と思ったら、一人ずつかぐや、竹取の爺様、三太じゃありませんか!物語を流れるカミツレ(カモミール)の語源は、”母”。ラテン語マトリカリア!一人ぼっちじゃない。どんな小さな事も。