2011年10月5日水曜日

庭の神秘!

小劇場庭。”アンネの薔薇”。真っ赤な蕾から、黄色、オレンジへと変わる瞬間!秋の優しい光、冷え込み、朝霧。この環境が揃わなければ見れない色。毎年同じ手入れを繰り返しているようで、その積み重ねが”生きている庭”。

遊歩道沿い。ケヤキ三角点にある”ハーブ花壇”。ベルガモットに囲まれたグリーンから薄紫の顔を覗かせたのは”イヌサフラン”。今朝は、朝7時から温泉ゆぽぽの内庭、日本庭園に草取り作業に入りました。女性小浴槽前の風景にも咲きました。


イヌサフランは、彼岸花のように春、濃い緑の葉だけが出、秋が来ると花だけが咲きます。花も見せ場は、”それぞれ”。ホテル前庭、縮小庭園。”マユミ”ピンクの塊から、そっと覗いた紅い種。まもなくパカンと割れて、釣り花の様に揺れます。

リンドウ。ホテル前庭。黒い石や、真っ白な樹皮のイイギリに寄り添ったり、あちこちに開き始めました。

アキアカネは、稲刈り終了と共に、産卵の準備に入るようです。冬から春に向けての命の道のり。

リンドウを見ながら、ズンズン奥へ進んでいくと”大文字草”。秋の光が似合います。綺麗な筆で”大”と誰が書いたのでしょうか?心が広々とする”大の文字”小さな庭のワンスポット!