2012年2月26日日曜日

森吉山の樹氷です。

こんな日は滅多にないそうです。気温もマイナス4度とそれほど寒くもなく
歩くと汗ばんでくるほど。真っ青な空に髷を結った娘さんみたいな樹氷が
現れ、後にはだらりとした帯でしょうか?袖でしょうか?思わず歓声をあげて
しまいました。自然界が創り出す芸術は見事なものです。

歩き始めて20~30分、蟻の群れのようにどんどん誘われるように上へ上へ
登っていきます。あそこが森吉山頂かと思ってしまうような感じなのですが
そうではありませんでした。すぐ着きそうな気がして行ってしまうのですね。
樹氷だらけの山肌は別世界でした。スノーシューを履いた方はコースを
はずれて気の向くままに右へ左へ、好いポイントがあると暫く写真を撮って
います。人々が集まって集会を開いているみたいで声をかけてしまいそう。

途中の小高い所まで登って山頂を眺め「ワー凄い、行ってみたいねー。」
何処も彼処も樹氷だらけ、あちこちに山頂目指して歩く人、数えてみました。
ざっと200人以上はいました。人を惹きつける山、そして樹氷でした。

身長の10倍以上もある大きな樹氷がいっぱい。今シーズンは寒い日が多く
雨も降らなかったのでとびきり大きいようです。真下に行って感嘆の声を
あげるのみ。とにかく素晴らしい!!!

ゴンドラの中から下を見るとウサギの足跡、縦横無尽に動き回って何だか
楽しそうに感じます。木の根元に入り込んで木の芽や皮でも食べているので
しょうか?コモしからしき足跡もありました。
何時の日か動き回っている動物達に会ってみたいナー