2012年12月19日水曜日

歴史を織り刻む!

 ”共に歩む覚悟”わらび劇場からの熱いメッセージで千秋楽。芸術村の庭は、二度目の雪に包まれました。6月に咲く”芍薬の花”。”我死なば焼くな埋ずむな野にさらせ、痩せたる犬の腹肥やせ”小野小町、晩年の句。強いからこそ”美しい!”
 命は、いつでも精一杯生き抜きます。被災地を思う時、最後の瞬間も生き抜こうとしていた人たちの声が聞こえます。わらび劇場と共に歩む庭。どんな時にも”お礼の言葉”を欠かさないスタッフ!”ありがとう”素敵な日本語!
 歴史は、命から命へ織り込まれ、涙に刻まれ、生き続ける。東屋庭の雪の下に眠る”芍薬”。どんな状況でも”大丈夫!”と笑顔をくれた人。行きぬいた人たちの笑顔は、今を生きる人の心に咲く花。”小町!綺麗な目でいてな~”母の心。
 わらび座の60年!雪の中、シルバー人材センタースタッフが薪割りをしてくれました。70年生き抜いた方たちの体はしなやかで、薪を割る姿に逞しい子供時代を想像します。切り株の筋、目を感じる”勘”は、遊びと仕事が生み出した財産。
ホテルロビー!改装を終えて暖炉の燃えるロビー。何枚もの穏やかで懐かしい色調の絵が!工芸館や、わらび劇場、ホテル、そしてエコニコ農園ブルーベリー園で働く人たちの姿も刻み込まれ描いた人の”愛”が届きます。