2013年3月13日水曜日

震災と政五郎!

 知り合いからの連絡で、”わらび座”小劇場へ駆けつけました。終演後、”政五郎と、お春”の、お見送り!”来た甲斐が、ありました!”と呟かれた方は、宮城県から仮設住宅にいらっしゃる方でした。震災の日、小劇場は”竹取物語"を上演。"命の舞台”
 全てを飲み込んだその年、桜は、いつもの様に咲きました。空に昇った命が"頑張れ!”って言ってるから。瓦礫処理を手作業でやっている方が言いました。気の遠くなる様な風景を、やはり先祖が切り開いた様に”踏ん張る”。庶務で咲かせた”冬桜!”
芸術村、 ヤギ小屋付近の雪は未だ1m近く。”ホリー!”世話する人は、"家族”。動物は、人間の言葉を話さないけれど、沢山の事を教えてくれます。生きる事、優しさの事、思い遣りの事。命の強さの事!知恵と人情と技と工夫。そこにある”愛”
 芸術村、ホテルロビー!秋田は雪の中。”わらび座”冬の小劇場"夢の皮財布”!!クライマックス!”玄関先に炭注いどけ!来る人に何よりの御馳走だ”政五郎の声。”誰も来なくても火注いどけ!景気が悪いだろ”豊かさの”価値”。
”来て良かった!”涙に潤んだ大人の優しい姿を感じる子供達。戦後を生きた子ども達の様に、大人の涙を笑顔に変えて行く若い命!わらび劇場で秋に植えたナデシコは、ホテルの花壇で冬を越しました。人情こそ”復興”!!