2014年9月3日水曜日

タルモメイトル!寒暖計

 角館武家屋敷!"大和本草”。御馴染み"ドクダミ"等の効能が挿絵と共に残る。江戸期、日本全国に生息する野草が薬として調査され、使い方さえ分かれば民間薬として誰でも使えた。むしろ民の創意工夫から生まれた薬!
 ゆぽぽ大広間から見える宮城野萩が枝垂れる一角。"イタドリ”、ヤギ達が大好きで、"餌"の認識から"薬草”へ!生葉は、ドクダミ同様、傷薬。根は粉末として"火傷、ジンマシン"に塗布。又利尿剤に!とあり。
 わらび劇場昨春"幕末ガール"楠本イネの薬草園!今年”げんない”での本草学、今まさに稽古中の"ジュリアおたあ”では、小西行長夫妻による民の為の無料施薬院!センブリにトチノミの煎液は皮膚病に!ツルナは食道癌に処方!
 山菜であり、子ども達の遊び道具であり、薬草であった日本列島の草花たち!芙蓉、秋の光に揺れる。花の中にも小さな花!タルモメイトル!3年かけて源内が復元した寒暖計。美しきもの!西洋への憧れと日本の誇り!
田沢湖ビールレストラン!桂の木々が揺れて香る!桂の葉を香として使った歴史!長崎を西洋文化唯一の窓口として、驚きに終らせなかった先達がある!"臭いだけの屁を清き調べに換えた、その創意工夫を見習うべし”源内劇中歌!