2016年4月27日水曜日

火をとるはなし(未完!)

角館武家屋敷!桜の終焉と新緑の芽吹きが重なる風渡る季節。安政時代以前の節句人形。重い刀を農民が持つ事は無く、武士特有の物。祭り神楽で使われる木刀が岩手では、”重い刀と鬼の面”隠し伝えられる命!
 和崎ハル!舞台に登場する常盤町の娼婦”桔梗”。農村の女達が子を売り、産んだばかりの子を置いて売買された時代がある。”卑しいのはオレではネエ。卑しいのは、仕事であった”ハルの思い遣り満ちたモダンカット!ビオラ。
 桜の花吹雪の中、バトン引き継ぐ花たち!枝垂れ桃。東風吹かば匂い起せよ、、、主無しとて春な忘れそ”必ず春は来る、、家の没落で親に売られた桜月。”桜子は、死んだのだ”作品には、女達の人としての誇りが満ちる!
 社宅わらび寮!ブナ!樹齢30年。”衆民の為に死ぬる事は元より覚悟の事なれば今更命惜しみ申すべきや”。南部三閉伊一揆田野畑村太助の言葉。おやじさん(原太郎)83歳の誕生日に植えられたブナ。
大正から昭和を生きた先達。人間が当たり前に人間として認められる”今”を起した幾数万の涙がある。悪を演じる役。悪い人などいない。環境が人間を作る。掘り下げ探求を止めなかった先達と伝承される心!