角館武家屋敷!読めない書物、書が沢山。けれど、手がかりが残る。書いた人がいる。読みたい人がいる。和崎ハル。学校を作る!”学びたいと思う人なければ、教師など無意味ダス!”新聞記者夏井のセリフ。
総務玄関先に並ぶ盆栽。ご縁は秋田市なかいちホールロングラン公演”政吉とフジタ”。故御主人が造り育て描いた盆栽を頂く。小会議室白壁の大きなチューリップ絵を描いた画家。造る人、残す人。中央は、韓国より。
1995年!韓国、光州ビエンナーレ招待公演に”河正雄ハ、ジョンウン”氏に導かれ、わらび座公演。国境を越え繋ぐ心。小劇場庭に咲く、秋の”アンネの薔薇”。生きていれば七色に輝いただろう娘アンネを思う父、オットー氏。
同年、日本、ブラジル修好100周年記念、サンパウロ行事認定公演、わらび座公演。世界への足跡。世界から日本へ訪れる人々。言葉が違う、信じるものが違う。”信じる神様が違う人のした事でも涙が零れるのは何故だろう”宮澤賢治。
秋の黄菊!朝露に光る。田沢湖ビール庭。米倉斉加年さん、追悼公演を行なう”海流”の人々。懐かしい”二十二夜待ち”わらび座公演と米倉さんの命を見つめる強さ、どこまでも果てしない優しい瞳。荒々しい海に飛ぶ海つばめ!