角館武家屋敷!屋敷門、Gate.樹を切る、運ぶ、材にする、設計、組み合わせ、飾り、祈り。たった一つの建造物にどれ程の人間の力と智慧が集まっているのだろう。活気と美。リムセ、輪。働く人たちの汗。
造園作業場!さなずら、山葡萄原種。元は社宅いなほ寮。植えた人がある。窓辺に木陰を造る今も昔も変らない。水は天から貰い水。大地を抱くように立つ木々。木の皮、蔦を"編む”。手職。光沢や、強度、遊び、伝承。
東屋庭!鉄カエデ。樹が鉄のように硬い、、、それがneming。樹は、生活道具で、木陰で、家を作る材、万物暮す地球空間。名前を見ると”人間と樹は、仲良しだったんだよ、、、”と言葉を感じる。
熱い8月の陽射しも、庭は緑の風!全てが和して呼吸する。山菜の独活の花。8月は御盆。祈りの季節。夜空に描くダリア。東西の壁を越えて、何処からも"輪”、同じ花火が見える。いつか、壁がなくなり、、の願い叶う。
田沢湖高原”ゆぽぽ山荘”。ブナ林に囲まれた美しい小さなロッジ。長い歴史の1つ1つ。辰子姫の一刀彫。自然の音しかない、涼やかな場所に響く一手。”考える事”は、長い人間のテーマ。一人ではない、助け合う"愛”。