2009年2月11日水曜日

樹が、教えてくれます!

おやっ!これは何だろう?”カルス”と呼んで下さい。樹に刃物を入れると、樹は一生懸命、内から治ろうと動きます。人の体で言う”カサブタ”です。樹皮と中央には、命の水を循環させている部分があります。ここまで強いカルスを造るのは”ブナ”の樹。見事です。
他の樹に比べ、とても湿度を持って生きているのが”桜”です。カルスを造るのに苦労しています。
桜の寿命が、短いと言われるのは、この性質のためでしょうか。しかし、桜は、奇跡の樹木です。自分の体に、他の樹の種を受け止めたり、自分の命を繋げ、育てたりする最高の性質も持っています。

こちらも見事!完璧です。ニオイヒバ。わらび座の”火の鳥”の我王の腕を思い出しました。生きる力は、樹の中にあります。周りの樹も励まし合いもするのです。


これは、同じ水を通す量からすると、最高の”イチョウ”の木。でも、ブナほど、傷口を巻き込みません。実は、芸術村の木々の治癒力は、エコニコ農園の生産している、”生ゴミからのリサイクル肥料”の応援隊の強さに秘密があります。ブルーベリーを見てください!あの木々を育てるのは、土の中に、共生するたくさんの仲間が、いるからなのです!



今朝7時30分の造園事務所。”咲きました~!!”。クロッカス。かわいいっ!心に花一杯咲かせて、お天道様に向かって笑っています。