山荘向かいの防火水槽、看板が見えなくなりそうになると小父さんが
スコップ片手に掘り出しにきます。見えなくなると捜すのに大変なので
雪が降る前に竹をさして目印になるように準備していました。
道路沿いにも赤白の棒が立っていて道路の印。地吹雪なんぞに
なるとその目印さえ見えなくなってしまいます。
こんな時火事にでもなったら大変です。まず雪をどかしてからしか
水は出せないのですから・・・火の用心、火の用心。
あちこちに設置されている消火栓も同じ事、一晩で50~60センチも
積もると埋まってしまい、小父さんがまた掘り出しに来るんです。
冬はそんな事の繰り返し。
まだまだ雪は降るし気温もマイナスだし「梅が咲いています」
「桜も咲き始めました」南からの便りは夢のまた夢ですね。
後一ヶ月は雪の中、来る日も来る日も白い世界、雪の華を
眺めてその美しさに見とれています。
春を待つ気持ちがいっぱいに膨らむ3月、あともう少し・・・