赤ちゃんの肌と産毛のような幼い葉っぱ。触ってみてもフワフワです。
このブナの木はこれでもきっと十年くらいの木だと思うのです。
木の先端の葉っぱを撮ってみました。何時の日か大木になって
最先端の葉っぱになるかもしれません。緑色のお花が散って今は
黄緑色の柔らかい実がついています。小鳥達がその実を嘴で上手に
採って小さい足で押さえてまたまた上手につっついています。
イタヤカエデの幼い葉っぱ、産毛はありません。黄色いお花が散って
次に柔らかい葉っぱが出てきます。桜みたいにとっても綺麗な花なのに
誰からも騒がれず静かに咲いています。房のまま落ちてきたお花で
玄関先は黄色くなっています。
山荘裏の小道。周りの葉っぱはブナばかり。歩いているとキビタキや
オオルリ、コガラ、シジュウカラ、センダイムシクイ、ミソサザイ・・・・
「今日はいやに多いぞ。気分がいいのかなー」木々の新芽が誘うのか
本当にあちこちで鳴いています。ウォッチングに忙しい私なのです。
双眼鏡が大活躍。と目の前にキビタキがきて落ちているイタヤカエデの
お花をつつき始めました。ラッキー。
山荘はブナ林の中、すけすけで恥ずかしいくらいだったのに何時の間にか
いい感じになってきました。「そろそろエゾハルゼミが鳴く頃だな-」
そう思っていたら何と気持ちが通じたのか網戸に羽化したばっかりの蝉が
へばりついていました。でも気温が低すぎるのか鳴いてくれません。
良かった探しの日々。今日もいっぱいありました。