2009年12月8日火曜日

宝は、人なり!

今朝の気温は、-3℃。キンキン冷えました。病気がちの樹を診て回り、造園作業場前にある”小道具部屋”(旧みちのく寮)へお邪魔しました。歩く場所もないほど天井から床まで、製作途中の作品が!現在、3本の作品を制作中。その後も、合計7本の作品が、じりじりしながら、控えています。
”小道具”忍ちゃん。秋田美人です。大道具さんもですが、小道具さんも、部屋を飛び出し外も作業場!!不思議な机?正岡子規の机なんだそうです。膝を曲げて座れるように造られた机とか?!先人の生き様に命を吹き込み、演じる者、製作する者、観る者にもエネルギーが伝わってきます。

二十四節気は、どうやって、誰が作ってきたのでしょうか?それは、温暖化が言われる現在でも変わる事無く、規則正しく巡ってきます。地球を人工衛星でも見る事の出来なかった時代です。人の感じる力、自然に抱かれて生きてきた力。誰もが生まれた時から持っている力。それは、今も同じ。


化石。ノジュールです。貝も小さな虫も、小動物も一瞬にして石の中!そして、長い時間をかけて、今私たちの目に触れる事が出来ます。化石は、地球が現在へ何かを伝えようとする、大切な”手紙”なのかもしれません。ホテルブリッジから。



小道具部屋でも、衣裳部屋でも、前作品の布や、小道具が、次の作品へと、生かざれ変身を遂げていました。造園作業場にも”わらび座”が、あります。この階段は、鉢物を手入れしたり、養生したりするのに使っています。これは、東北の蝦夷を描いた”アテルイ”の舞台で使われた階段です。