2009年12月20日日曜日

冬の散歩道

人の足跡が全く無い道。そこに自分の足跡をつけていくのは気持ちの好い
ものです。回覧板がまわってきたので10分ほど歩いてお隣さんに届けに
行ってきました。バス通りから一本入ったこの道は誰も通らず静かです。
時々小鳥の声もして自分の世界にひたっています。

右方向には駒ケ岳、左下方には田沢湖、そんな気配を感じてテクテクテク。


木立の向こうに光っているのは田沢湖。雲間から夕日があたってキラキラと
輝いています。ここは山荘から歩いて5分くらいの所、毎日違った姿の湖。
「もしかしたら龍が棲んでいるかもしれない」ちらっと頭をかすめるほど
この日はなかなか神秘的でした。


シシウドの小型版、アマニュウというらしい。夏はクリーム色っぽい白い花を
咲かせて蝶がとまったりしていました。雪が蝶のかわりみたいにぽっかりと
乗っかって何だか嬉しそう。夕日にあたってなかなか好い感じでした。

何処からともなく聞こえてきそうです。冬の小道のものがたり・・・・