2010年3月16日火曜日

春は、ゆっくり!

桜の剪定が終わり、その作業真っ只中に、”花芽のある”枝をゆぽぽのロビーへお届けしました。とても枝振りの良い”山桜”と”紅梅”。温泉の管理スタッフが、”椿”も一輪添えて生けてくれました。さっそく、温泉に来たお客様の注目の的!”春が待ち遠しい!”のです。満開は、紅梅。香ります!
外では、歩く足を止めると、ホテル前庭に”マンサク(満作)”がキラキラ輝いて見えます。クロッカスと満作が花の中では、一番乗り!造園の春一番の仕事は、折れ枝を処置しながら、”花芽と葉芽を見分けて”切り戻し、施設内へお届けします。樹は、どこまでも役立ちます。料理の添え、燻製、生け花。

ゆぽぽの内庭でも、化石館でもDAF(デジタルアートファクトリー)でも、売店前の花壇でも、クロッカスがドンドン蕾をグッと伸ばし始めました。準備完了!お天道様いつでも、どうぞ!


純白のクロッカスも楽しみです!一番の春の芽だしは、秋田では、花がないので貴重です。2009年、”ここにも、春花を咲かせたいなあ...”と思った場所に球根を発見すると貯蓄しておき、手が空くと植えて回りました。去年見なかった風景が、今年も登場します!お楽しみに!!



昨日から雪囲いを外す作業に入りました。ゴヨウマツの吊りも1つ外し、千手(センジュ)の並木も解きました。乾いた空気に少し乾燥気味。”少しお湿り欲しいなあ...”これは、樹の心?なのでしょうね。そう感じたその晩、雨!!天の水に洗われて、樹も花も”ブルブルッ”と深呼吸します。