2010年3月5日金曜日

ふるさとキャリアフォーラム2010

 秋田県立大学が、文部科学省の現代的教育ニーズ取組支援事業の認定を受けて3年間実施した「大学と地域が育む<ふるさとキャリア>」のフォーラム。この取組の一つ「弟子入りチャレンジワーク」で、たざわこ芸術村で研修した5人の県立大生達が「ふるさとキャリア」に認定されるということで、3月5日秋田市での認定・授与式に列席してきました。

 最初は「ふるさとキャリアフォーラム2010」と題して県立大学の荒樋豊教授から3年間の歩みの説明がありました。企業での研修をはじめ、伝統芸能の踊りを習ったり、伝統行事「西木の紙風船」に参加したり、地域と様々な形で交流してきたそうです。
 わらび座に弟子入りした学生達も一生懸命に働いてくれて、研修どころか即戦力となってくれてとっても助かりましたが、営業企画地域担当室の大和田がトップバッターでその様子を報告しました。受入れをされた他の企業の代表者の方々もべた褒め。是非また一緒に働きたいですね。

 後半には地元企業の代表者によるパネルディスカッションがありました。パネラー陣はとっても豪華。代表取締役、支社長、常務取締役、試作製造課課長とそうそうたるメンバー。地元企業と大学が連携していく可能性について語ってくれて、これから社会に出る学生達にとって、すごく貴重なお話が聞けました。

 最後にお待ちかねの授与式です。学生たちはリハーサルを行っているとはいえ、堂々とした姿。しかも、2人目から学長の思わぬ一言。マイクを学生に渡して「何か一言、感想とか言って」。リハーサルではそんなこと聞いてなかった学生も司会もびっくりです。それでも、機転を利かしてそれぞれしっかりと一言スピーチをしてくれました。流石です。
 そして学長も流石です。1人目の方を忘れてませんでした。全員授与した後に、「最初の方まだ喋ってないですね。どうぞ。」と。おかげで全員の秋田への郷土愛といいましょうか、県外の方もいらっしゃいましたが『想い』を聞けました。

 学生達が皆「秋田のために頑張りたい」と言ってくれたこと、嬉しかったです。この言葉を励みに、負けじとがんばっていきたいと思います。最後にわらび座に来てくれた皆と記念写真。とってもいい笑顔でしょう?