刺巻の湿原に行ってみました。そろそろ水芭蕉の蕾が見られるかな?
そこは雪解け水でいっぱい。流れも速く見ていると中にずぼずぼと
入って行きたくなります。里は水ぬるむ春ですねー。
蕾が少し出始めていました。ここは水芭蕉、座禅草、片栗の群生地です。
国道46号線沿いにあって車の中からもチラチラと眺められるんです。
秋田は生活の中にこの花々があって始めて見た時はびっくりしました。
後二週間もすると見頃になることでしょう。
たざわこ芸術村の周りの田んぼにはのんびりと白鳥の群れ。
土の中にはドジョウかタニシでもいるのでしょうか、餌をついばんでいました。
のんびりとしている所に変な人がどかどかやってきて、畦をどんどん歩いて
近づいてくる。どうも気がついたようです。
「なんだなんだ、俺達に用事かい?」「やめてくれよー、食べてるんだからー」
畦の近くにいた白鳥もどんどん田んぼの真ん中に行ってしまいます。
事の状況がわからないのか一羽一羽の動きはバラバラでついつい観察して
しまいました。それぞれの感じ方、行動はまるで人間社会のよう。
そしてだんだんと一つになっていきました。まさかこのように一列になるとは
思ってもいませんでした。遠のく私にほっとしているようです。
もう少しここらでのんびりしてシベリア方面への長旅。
冬の初めに立ち寄って春の初めにまた寄って。田んぼも決まっているのか
同じ所に来てくれるので毎年楽しみにしている私です。