2010年5月9日日曜日

ようやくブナの芽吹きです。

まだまだ寒い5月、今の気温は9度でかなり肌寒い感じです。
でも木々の芽吹きは2~3日前から始まっていて今日は殆どの木から新芽が
出てきて、もうこうなると音を立てて芽吹き芽吹きといったところ。
ブナの新芽をつっついている小鳥がいました。
双眼鏡でウォッチング、どうもコガラのようです。必死に殻をつつきこれから
開こうとしている若葉を食んでいるようです。

人間と同じでどの木も一様ではありません。こうして芽吹いた木もあれば
全く音無しの木もあって「えー、何でこの木は早いんだー?」「こっちの木は
何時になったら芽吹くんだー?」木によって色々です。
ブナの緑色の花も咲いていました。


キブシの花。花が先に咲きそれから葉っぱが出てきます。
このお花は花瓶に生けるとなかなか好い雰囲気です。
なかなかまとまらずあっちこっち向いてそれがまた空間を引き締めてくれます。

イタヤカエデの黄色い花も咲き始めました。やっぱり花が先に咲いて次に
葉っぱ。静かに咲く優しい黄色の花は山の春の訪れ、心待ちにしています。
桜のように騒いでもらえないけれどなかなか美しい春の花。

キビタキ、センダイムシクイ、ミソサザイ、カケス、ウグイス・・・・
みんなみんな春の歌を歌っています。賑やかになってきました。