2010年5月23日日曜日

山菜がいっぱい、緑がいっぱい!!!


シドケ(モミジガサ)これを見つけると嬉しくなります。ワラビや蕗のように
何処に行ってもあるといいのですがなかなか・・・
かなり癖の強い、あくのある山菜です。おひたしやお醤油に漬け込むと美味。
昨夜はワラビとシドケとタチンボ(蕗の薹の茎)の盛り合わせ、どれもこれも
美味しくて皆様に喜んでいただけました。

山菜採りの合間、林道脇のちょっとした沼に白い卵のようなものがいっぱい
浮いていて「やや、これは何だ何だ」周りにはオタマジャクシがうようよいて
「モリアオガエル?でもあれは確か泡みたいだったしなー」
何か解らないけれど初めて見たのでびっくり、とりあえずパチリ。

ちょうど食べごろのタラノメ。お部屋のすぐ前、手が届きそうな所にあります。
昨夜は天ぷらにしました。酢味噌和えでもいいけれどやはりタラノメは
天ぷらが一番かな。

アイッコ(ミヤマイラクサ)です。葉っぱや茎にいがいががあって採る時
気をつけないといけません。かなりチクチクして痛いんです。
山荘の敷地内に毎年出てきます。これはさっとゆでて皮をむいてと
食べるまでに手のかかる山菜。少し甘みがあってお浸し良し、和え物良し。

ヤマウド。これも敷地内の土手に出てきます。何処の野山に行っても
ヤマウドがあってはじめはビックリしました。長野の実家では畑の隅に
植えて籾殻なんぞをかけてできるだけ白く柔らかくと大事に育てて
いましたから。芽が出始めた時から白くなくて青々としたウドなんです。
柔らかくてえぐみが強い、これぞ山菜。口の中にウドの香りがひろがり
幸せな気分です。生のまま皮をむいて梅味噌でいただくのが美味。

昨夜の皆様は「ウーーン、この味はめちゃめちゃ美味い」とうなって
おられました。

気温が20度をこえてエゾハルゼミが鳴き始めました。
去年の第一声は19日、春が遅かったのに生き物達はちゃんと
その時期を知っています。
ブナの葉っぱも大きくなって緑の風と緑の光、山の春。