今朝”コウコウ!”の声。雪雲の間から”白鳥”が数羽飛んで行きました。北海道、友人から”怪我をしたペアの白鳥が、群れから残り日本で越冬した”話を聞きました。東屋庭に何本か植えられた”ブナ”。土盛りされた表面に苔が生まれました。
小劇場庭の寒椿に雪。東北の雪は、やさしさに満ちています。雪は、来年を約束する”恵の水”。木々や大地に乗る雪は、命の生きる力を高めます。芸術村の、この一年刈った草も、取った草も、切った枝も樹木の廻りに敷きました。
民族芸術研究所庭、”南天”。木々の周りに敷き詰められた草や枝は、土として大地に戻ります。雪の重みで圧縮され、大地に住む微生物や、小さな生き物たちの生活を潤します。全ての生物の営みが又、木々を健やかに育てます。
”難を転じる”南天。雪の結晶の様な”シロタエギク”を飾りました。わらび劇場階段。すっかり雪で覆われる12月。プランターは倉庫へ、土は肥料を入れてシートで被い、雪の下で数ヶ月養生し、来年4/10オープンの劇場の階段を彩る花壇の土に!
”ニシキギ”に雪が乗りました。赤と白。ロシアの”マトリョーシカ”人形を思います。今日は、日中も-4℃。ナメコも冷凍状態(笑)。それでも生きている。大地の温かさ。お天道様の温もり。雨雪の温もり。地球は、やさしい。大地が生み出す”文化”。