2011年1月5日水曜日

時、人、財なり!

初春のお喜びを申し上げます。新年のホテルブリッジからゼラニューム!低温に弱い花。細やかな手入れ、真剣な水調整により花を見せてくれます。ホテルから温泉のある”ゆぽぽ”まで、ふと心温まる場所。
今年の”わらび劇場”!年末一気に一日中降り続けた雪!ローダーが大活躍。今日は、”0℃の雪”。重い雪。樹に圧し掛かる雪を見ると、ヨーロッパで洪水に変化した雪を思います。わらび劇場から、岩木山のお囃子が幕を開けました。

”お山”。各地にこの呼び名があります。庭の石組みも10数年、時を経て風に太陽に雨に鳥に虫に育てられました。何もなかった場所に石が組まれ、風景となる日。木々や岩肌に育つ”苔”の青さが、命の時間を教えてくれます。


森林工芸館庭。ピンと張られた”雪吊り”。こんなに新年から重たい雪でも持ち応えていました。”結び”の方角は、全て”わらび劇場”へ向かいます。文化を創るのは人間。それを発信するのも人間。大地が教えてくれる命の叫び。



エコニコ農園ブルーベリー園!天に向かってボウッと”赤い枝”が燃立ちます。ほとんどの苗木が全滅した年、”根が生きていれば何とかなる”の言葉をくれた師。生け花を見るような”光”を感じる剪定。雪の中で、白い花、ブルーに揺れる実を想像します。