2011年1月9日日曜日

本格的な冬になりました。

急な坂の所にはこんな感じでそっと砂が置いてあって結構助かるのです。
レッカー車を呼ぶほどでもないし車をとめて人に頼むのは大変だし、
そんな時はとても役にたっているようです。中には勿論砂が入っていて
それを雪の上にまくだけで何とかなったりする優れものです。
夏は全く気にもしないのに冬になると毎年そこに目がいくのです。

朝7時マイナス10度、日中でもマイナス7度の寒ーい日にわざわざ散歩に
行ってきました。時々強風で地吹雪状態、立ち止まって風を背に受け
やむのを待ちます。道路も木も見えなくなるほどでした。
大きなナラの木が目の前に現れました。木が立っているすぐ下は先達川
木も殆ど無くて崖っぷち、一足踏み外すと大変なことになってしまいます。
そんな所にずーーっといるのですから根がしっかりしているのでしょう。

「どうしてもキリタンポを作りたいんです」その熱意に押されて皆様と一緒に
作りました。意外と男性陣が上手で瞳がキラキラ輝き魅力的でした。
勿論、女性陣も頑張っていましたよ。

棒に巻きつける時は集中しないと上手くいきません。イライラしたりほかの事を
考えたりしているとやはり仕上がりは良くないのです。無心に入魂、心の中で
きりたんぽとお話しながら巻きつけていくとだんだん良い形になっていくような
気がします。
こんがりと焼き上げて棒から抜いて出来上がり。棒に均等にくっついて
いなかったりするとなかなか抜けません。無理にひっぱると割れてしまうので
またまたキリタンポとお話しながらひっぱてみたり回しててみたり。
「なかなか抜けないなあ。そっとそっと優しく優しく」心配そうに見ている人も
心を合わせ一緒にやっているようです。
香ばしい匂いが立ち込めて美味しそうなキリタンポができました。