火山の噴火と大雪。小さな島国日本で見えない地球の内面で何が起きているのでしょうか?暖かい事務所玄関先では、苺が花を咲かせ、実を付けて甘酸っぱい香り。人間が初めて”家”と言うものを造った時代は、自然の真っ只中でした。
大きな雷の落下で地面に生命体が宿るという話。地球と人間。人間に出来る事、人間がやれる事。”心”が試される時代。社員寮も降る雪、屋根からの雪で一階の窓が塞がれました。かつて、わらび座の舞踊集にあった”白鷺の舞”から、白鷺住宅。
こちらも雪で一杯のあらぐさ寮。わらび座の作品に”あらぐさの花たち”もありました。人が、作品を創り、演じ、住まいに付けた名前に、わらび座の歴史と情熱と夢を感じます。雪をどこへ除雪するか、知恵が必要です。工夫と読みが必要です。
今年、秋に仕上げた”雪吊り”が、1月中に、3本折れました。雪の量というより、重量です。この雪は、今年の木々や作物、花々の”成長の命の水”。けれど、冬の数ヶ月、様々なものが、潰れない様、折れない様、工夫されてきた日々が、また”歴史”。
ホテル前縮小庭園。足跡も全て新雪が覆いました。日本の昔話に”あと隠しの雪”というのがありました。小劇場の竹取物語は、”あきらめるな!”と言うセリフを持ちます。月が教えてくれる”やさしさ”人間と月とのやり取り。命を育てる人間の心。