2011年2月4日金曜日

「冬の秋田に浸る」

今年の冬は全国的に冬らしい冬というか、数年ぶり又は十数年ぶりの大雪の中先日、秋田県大仙市太田町で県委託観光連携プロジェクトⅩ実績事業の1つ、「みずほの里いきいきネット協議会」主催のモニター企画、「秋田る」が開催され、そこにスタッフ参加してきました。ブルーベリー栽培を通じて太田町・みずほの里ロードを盛り上げていこうという主旨で集った協議会。今回は、太田町惣行地区にある奥羽山荘施設・あかまつ庵(再現した曲がり屋)で、ドップリと冬に浸ってほしいという事で企画されました。

 まずは「きりたんぽ作り体験」。冬にはたま~に食すきりたんぽ料理、しかしながら実際にきりたんぽを作ることは皆さんまず無いとの事。太田町の名物お母さん指導の下、楽しみたいお客様パワー全開賑やか過ぎる程ワイワイガヤガヤ♪ 皆さん、あっという間に要領を得、次から次へと仕上げていきます。備長炭がパチパチする、あかまつ庵自慢の囲炉裏で焼いていきます。芳ばしい香りが・・・うまそーです。

 お次は、昔懐かしい小正月飾りまゆ玉作り体験」。末広がりのミズキの枝に(ブルーベリージャム仕様)と色付けされたまゆ玉を付けます。ほとんどの方が初体験。皆さま持ち前のセンスで素晴らしい仕上がりです。美しい・・

 さあ、お待ちかね「昼食交流会」です。太田産づくしの料理がわんさか。で、先ほどのきりたんぽは鍋へ浸って頂き、我が自慢のシェフと会員達の奥さんの素晴らしいコラボで、「うんめー食べ物」が並びました。

 交流会終盤には、「オカリナミニ演奏会」。 各地で指導や演奏会も行っている、松尾可祥さんに演奏していただきました。オカリナの素朴な、遠い昔を思い起こさせる音色に浸って頂きました。

 もう一丁、交流会最後は「昔語り」。囲炉裏を皆さんで囲み、各地で語っている藤原まりさんに一席やって頂きました。まりさんバリバリの太田弁と軽妙な語り口に、皆さん腹抱えて笑っていました。

 午後は、「紙ふうせん作り体験」。 願い事や絵を描いてもらったり、紙の張り合わせを体験してもらいました。 早速、出来上がった物は別の場所で膨らまし、実際に上げる真似までしてみました。皆さん、歓声を上げ写真を撮りまくり・・嬉しい限りです。(コレを実際に上げる「太田の火祭り」は219日(土)です。今年、30周年で盛大に催す様です)

 そして、全ての体験は終了しお別れ会。モニター企画という事で来年度から協議会の糧とするべく、アンケートに記入していただきました。貴重な意見です。

帰りもやはり、雪はシンシンと降り続いており、文字通り「」に浸り浸りきった企画となりました。     (杉澤 岳)