韓国からのお客様。「面白い面白い」とソリ遊び、雪の壁につっこんだり
スピードが増していくとキャーキャーと若々しい声を響かせていました。
ちょっぴりと20代の若い頃が懐かしくなった私でした。
別の日に私も滑ってみました。気持ちが若ーくなりましたよ。
真っ青な空に北を目指して飛行機が飛んでいました。飛行機雲がキラキラと
光って綺麗でした。「あの飛行機は何処へ行くのかなー」などと考えながら
暫く見ていました。機上の人も下界を眺めてこの青空と雪景色に感動して
いるのでしょうね。
あまりに好いお天気だったので近所の小父さん達とスキーに行くことに。
皆様50代、60代。でもやっぱり秋田で育ったのでとっても上手なのです。
とてもついていけないので遅れながらもたらたらと同じ斜面を時間をかけて
滑っていく私。リフトに乗って一番上まで行くと駒ケ岳(男岳)はすぐそこ、
手が届きそうでした。今日もまたいっぱい、山頂目指して登っていました。
レストランの外の壁はガラス張り。こんな日は駒ヶ岳やスキー場が写っていて
思わず歓声を挙げてしまいます。でもブナの大木を切ってスキー場にした
山肌は痛々しい。近くにはイヌワシも棲んでいるのでこれ以上の開発は
いけませんね。色々な事を考えながら滑っている私達でした。
ゲレンデの何処を滑ったらいいのかと考えてしまうほどのスキーブームの
30年ほど前、スキー場は人だらけでした。リフト待ちも1時間ほどで午前中
3本、午後3本滑るのがやっとでした。でも今は午前10本、午後10本、
滑り降りてくるとリフトが待っていてくれるのです。今は人が恋しい。
田沢湖は鏡、湖畔近くの山が写っていました。