2011年3月20日日曜日

地震の2日前のことだったということが信じられません。

横浜と名古屋の60代、70代の皆様が森吉山の樹氷を見に行き大感動して
帰ってきました。「凄ーーい、凄ーーい」そればっかりでした。
そして次の日、森吉山や田沢湖に思いを残しニコニコ顔で田沢湖発3時の
新幹線でお帰りになりました。一日遅れていたら何日も自宅には帰れず
ゆぽぽ山荘に何日も、不安な日々ということになっていました。
本当に何が起こるのかわからないものですね。

山荘に何回もお出でくださった太平洋岸の方と少しずつ連絡がとれるように
なってきましたがいまだに音信不通の方も、心配です。

アオモリトドマツの樹氷群は人間が立っているみたいです。皆同じ方向を
向いて誰かのお話を聞いているようです。動物に見えたり人に見えたり
様々な姿です。
この大木も向かい合ってお話をしているようで話し声が聞こえてきそうです。
「おいおい俺達の事を見に来た年寄りがいるよ」「寒いのに大変だねー」
「でもとっても感動してるよ」「俺達ってもしかしたら良い事してるのかも・・・」
なんてね。
これが海老の尻尾というものらしい。案内のお兄さんが樹氷はどうして
できるのか、海老の尻尾はどうしてできるのか説明しながら案内して
くださいました。
これはゴンドラから撮った杉野の木。杉は標高の低い所にしか無いし
枝や葉っぱのはりかたが違うので積もった雪はすぐに落ちてしまいます。

皆様のお話に何時の日か私も行って見たい森吉山。そんな日が来ることを
願って・・・

多くの皆様から地震見舞いのお電話をいただき有難うございました。
2晩の停電、車の燃料不足ぐらいですみました。
ここ仙北市でも被災者の皆さんの受け入れの話し合いがもたれました。
少しでも被災者の皆様のお役にたてたらと思っています。