2011年4月3日日曜日

吸い込まれていきそうな夕焼け。

晴れた日は穏やかで美しい湖と空。荒れると湖も山も空も灰色、何も見えなく
なってしまいます。時間を追うごとに空の色が濃くなってついつい見とれて
しまいます。晴れた日はあっという間に気温も下がるので寒いこと寒いこと
ブルブル震えながら足踏みしながら・・・

同じ所に佇んでいると寒くて寒くて・・・少し歩いてまた湖を眺めると空の色が
濃くなっていました。ブナやナラの木がシルエットになってこれもまたいい。
「あの山の向こうはやっぱり日本海、今日は夕日が綺麗だったろうなー。」


「オー寒っ、そろそろ帰ろ」手がかじかんできました。空の色が薄ピンクから
柿色になって本当に綺麗。何時見ても夕日、夕焼けはいいものです。

里ではバッキャ(蕗の薹)を見つけたし、ネコヤナギの銀色も見つけ
春を感じて帰ってきたのに、ここはまだまだ冬、雪が降っています。
雨だという天気予報の日は「じゃ、ここは雪だな」なんて思うのです。
雪の壁に覆われて今にも埋まりそうな山荘ですがもう冬の終わり。

地震でストップしていた田沢湖スキー場もリフトが動き始めました。
春スキーを楽しむ皆様、ざっと100人位は滑っていました。
少しづつ普通の生活に戻ってきているような気がします。