2011年5月29日日曜日

半夏ひとつ咲きのように


ミュージカル「おもひでぽろぽろ」
絶賛上演中!


前作「アテルイ」とは
また異なる魅力を持った作品です

その繊細さ、心地よさ

震災により
被災者の皆様はもちろんですが
どこか気の休まらない日々を過ごされている方も
たくさんいらっしゃると思います

この舞台を観ると
知らず知らずのうちに力の入っていた心と体が
スーッと楽になります

もちろん
舞台の楽しみ方は自由です

この舞台で大いに笑って、泣いて
元気はつらつになっていただくのも大歓迎♪

おもひでぽろぽろの仲間たちは
いつでも皆様のご来場をお待ちしております!


さて今回のタイトル「半夏ひとつ咲き」
舞台より タエ子が紅花摘みを行う場面


この舞台で印象的に描かれている「紅花」に
まつわるエピソードをご紹介します

半夏とは夏至から11日目のこと
月日でいうと7月2日あたりになります

紅花畑ではその時期に
たった一つだけ先に咲く花があるそうです

その花が咲くと
一週間位してから一斉に他の花も咲き始める
という不思議な現象

山形県河北町にある紅花資料館の
ガイドさんから伺いました

何故ひとつだけ先に咲くのか
1週間という時間にはどんな意味があるのか
その一つはどのように決まるのか
興味はつきませんが

この公演が
震災復興において
ひとつ咲きの花のようになりたい!
と思っています

実際の復興には
1週間とは言わず長い時間が必要となるでしょうが

それでも

その一つが咲けば
いつか必ず他の花も咲きます

きっと咲きます