東屋中央広場。テマリカンボク。紫陽花のような玉の花が3m上から枝垂れます。カンボクと言う樹の葉と葉がそっくり!白い花。薄黄緑の玉から、白色への変化。最後は、一枚ずつ桜の花吹雪のように地面に戻っていきます。
ホテル前縮小庭園。ニッコウキスゲ。2月の誕生花!花言葉は”誠実”。真っ直ぐな心。震災から、報道されない無数の個々の心が、被災地に向けて動きました。昨日は、日中30℃!原点に何度も戻り、被災地に学びます。
芍薬、東屋遊歩道入口花壇。一厘だけ先に開花しました。劇場便りに”紅花”の”一つ咲き”の話が紹介されました。花は、勇気をくれます。多くのエネルギーを使って咲かせる”命の力”。開いた花から、虫との交信、多くの命の囁き。
バイカウツギ(梅香空木)。小劇場(旧記念館)庭を縁取る生垣。甘い蜂蜜の様な香りを放ちます。白は、心を清めます。冷静に、多くの人間の奇跡を伝えてくれます。稽古場からは、”アテルイ”の稽古の熱気が溢れます。”我等の後に花が咲く様に!”
最後に同じ庭から”オオヤマレンゲ”(大山蓮華)。蓮華の名を持つ”茶花”。葉の裏表の美しさ。餅の様に”ぷっくり”と膨らんだ蕾から開くその姿は、神々しくもあります。鎮魂。抑えても抑えても、溢れる愛がある。聞こえる声がある。”復興!”